In C
それは「ミニマルミュージックの父」*1として知られるTerry Riley(テリー・ライリー)の有名な代表曲。僕は彼のピアノやパイプオルガンの演奏がとても好きだ。と、音楽の話題もいいけど、それではなくてやっぱり今日も「院試」の話。ちょっとしたミスもあったし、デザイン史が思ったよりふるわなかったし、設計数理は毎度のこと計算間違いもありそうな予感がするので、決して満足のいく結果だとは思わないけど、このくらいならまあ及第点なんじゃないかと。たとえ落ちていたとしても、選考がよほど厳しかったのだろうと諦めがつく。合格ラインぎりぎりでも、合格さえすれば問題ないし、自分の研究分野の勉強を直前までやっていたこともあって、あまり院試対策だけに手間をかけたくなかったからこれで十分なのだ。院は入ってからはじめて勝負が始まるのだから。
とりあえず、院試向けの英語対策を全くやらずにやり過ごす作戦をとったのは正解だった。もし迂闊にもやっていたら、たった一週間の時間で、他の科目の勉強には全く手を回せない状況だったろう。前期のあいだ、英語の論文を大量に押しつけてくれた我が家の愛するパパに今は感謝しなければならない。しかし、デザイン史に一番気合いを入れて望んだのに一番不振だったというのはとても悲しい。
勝手に合格宣言みたいなことをしてしまったが、まだ明日には面接が残っている。口頭諮問のときもそうだったが、教授陣に対峙するときは、なぜだかいつも無性にワクワクしてしまう。大人たちへの反抗気分なんだろうから、きっと僕はそういう意味で子供だと定義できるだろう。
こういうことを書いて、実は落ちてたりしたら相当に傑作な日記である。しかし僕には何故だか落ちる気が以前からまるでしたことがないのだ。それはたぶん、落ちることを想定したシナリオが、全くの空白だからに違いない。それとこれは以前にも言ったが、僕の日記は未来の自分へ向けた挑戦状でもあるのだ。機能は果たした。
明日はスーツ。