読書

斜陽

いまさらながら、太宰治の『斜陽』も読んでみた。 弟の直治が書いた夕顔日誌のブラックっぷりには笑えた。貴族のアイデンティティを頑なに否定しながら生きてきた彼も、「姉さん。僕は、貴族です。」と遺書の最後に書き残していた。快楽のインポテンツを患う…

ラスコーの壁画 − ジョルジュ・バタイユ

バタイユは『ラスコーの壁画』を、アートの歴史において“始まりの日”と位置づける。 彼が一万年以上も前の人間達に対してとる態度は、「未開の原初人類であり、品位に欠けた野蛮な人々」と見なし、現代人にとって認めたくない自身の醜い部分、野蛮な一面を、…

青空文庫

あっちのサイトで青空文庫の楽しみ方を軽く紹介しようと思ってたんですが、ゴタゴタしてかけなかったのでこっちでかいときます。青空文庫というのは、キーワードのリンクがあるので説明省きます。レアな文献が発掘できたりもするんでありがたいサイトです。 …